360カメラでは、すべての方向が写ります。そのため撮影者本人も写り込みます。
撮影者本人が写り込まないように、タイマーやリモコンを使い、隠れて撮る方法がありますが、カメラから離れられない、隠れるところがない場合もあるでしょう。
撮影者を消す機能がある360カメラもありますが、撮影モードを切り替えて2度撮影するなど手間が増えることになります。
360hideMeは、いつもの撮影アプリで2度撮影したイメージを読み込み、撮影者を消すことができます。
360hideMeで撮影者を消すのに適応した360イメージの撮り方は簡単です。
・適応する360イメージの撮り方
360カメラは据え置くか三脚などで固定して撮りましょう。
2度の撮影中に360カメラを動かさないで撮ると、綺麗に仕上がります。
撮影者は、2度の撮影で、それぞれ重ならない位置に移動して撮りましょう。
360hideMeは、2枚の360イメージから撮影者が写っていない部分を合成します。
合成する写真の条件は次のとおりです。
・縦横比 1:2で同じサイズ
・ファイル形式がJPEGかPNG
いずれも360カメラの標準です。普通に撮れば大丈夫です。
2枚の360イメージから、内蔵のマスクを利用して合成した画像を作成します。
・より綺麗に仕上げたい場合の配慮
全体の明るさや色調が同じになるよう、カメラの設定を変えずに2枚撮りましょう。
・アプリの機能
撮影者を消す合成は、顔認識による自動と、スライダーによる手動調整ができます。
合成範囲以外を白黒で表示できます。マスクの効果が確認しやすいでしょう。
複数のマスク、マスク端のグラデーションを選択できます。
半透明マスクは、消さずに半透明で残す効果があります。
・アプリの使い方
画面下部の中央のボタンをタップすると、アルバムから写真を選べます。
360写真を2枚選択します。
合成した360イメージが表示されます。
360イメージの上がに並んだコントロールで効果を調整できます。
左端：顔認識による自動調整
中央スライダー；マスク位置の移動調整
右端：読み込んだ360イメージの順番を入れ替え
右下の三つのボタンで、360イメージスティッチング切り端を移動できます。
左下のボタンで合成した360イメージを写真アルバムに保存します。
合成範囲と合成エッジの仕上がりを変更したい場合は、左上のコンテクストメニュー（ボタン長押し）で、マスクメニューが表示されます。
・360パノラマビュー
右上側のパノラマボタンで360イメージと360パノラマビューを切り替えられます。
360パノラマビューの状態では、上端中央のボタンで、スナップショットを撮ることができます。
写真アルバムに保存されます。
・アプリで適応可能な写真について
縦横比が、1:2の360イメージ（エクイレクタングラー）で、ファイル形式がJPEGかPNGの写真が適応可能です。
一般的な360カメラの標準的な縦横比、ファイルフォーマットです。